配達の仕事の途中、たまに寄ってセブンカフェで珈琲を買って休んでいたセブン・イレブン。
品揃えも良く、店員さんの感じも良くて気に入っていた店。
今日、前を通りかかったら閉店していた。
潰れたのだろうか? それとも移転?
思えば1年ほど前、この店の手前1kmほどのところに、大きな駐車場のある新しいセブン・イレブンが開店した影響があったのは間違いない。
店の真後ろは大きなパチンコ屋さんだった。
ところが、パチンコ屋さんは取り壊され、その後にドラッグストアーと吉野家、更にその横に「みよしのギャーザ」。
今では、ドラッグストアーにも飲み物、お菓子、日用品は売られているもんな!
しかもコンビニより遥かに安く。
コンビニに弁当を買いに来ていたお客さんは、ファストフード店へ流れたか?
次第に経営が苦しくなっていったオーナーさんの心境はどうだったのだろう?
多分、バイトを雇うのも苦しくて自ら店頭に立って接客していたのかも知れない。
チェーン店の悲しいシステムで、店独自の対抗策を採るのは難しい。
オープン当初は、幹線道路の信号の角地。
店の真裏は大型パチンコ店。
最高の立地条件だと鼻高々だったに違いないのに・・・
まさか、近くにライバル店が出来、パチンコ屋がドラッグストアー、ファストフード店に変わるとは予想も出来なかったに違いない。
「努力は裏切らない」というが、往々にして「努力は報われない」
個人の努力では如何様にもならないことも多い。
「人間万事塞翁が馬」
悪いことが起きれば、それは良いことが起きる前兆ともいえる。
この閉店したオーナーさんが、また別の地で繁盛店を営んでいることを祈る。