早すぎた栄光、成功の罠、挫折、どん底、希望・・・・・・
経済小説を超えるリアルストーリーに絶賛の声!
「彼の経験は、すべての経営者にとっての教訓だ」――藤田晋
「150%の力で走る起業家の現実を読んでほしい」――堀江貴文
業界の風雲児として急成長企業を育て、最年少上場記録を打ち立て、最高益を叩きだした矢先、リーマンショックで巨額負債を抱え破たん。
どん底から再起動へと歩む青年経営者は、失敗から何を教訓とし、迷惑をかけながら支えてくれた人々に何を伝えるのか?
アマゾンより
賛否がハッキリ分かれる本だね。
24歳で起業して、不動産業界史上最年少で上場を果たすとは、常人ではあり得ない才能と努力があったからに他ならない。
その点は、素直に称賛に値すると思う。
2008年リーマンショック以降、業績が悪化しだして、2009年に会社は民事再生、自身は自己破産。
俺も経営者の端くれだから、会社の業績が悪化して負債がどんどん増えていく時の恐怖は経験として良く分かる。
そこからの復活劇は見事だけど、迷惑をかけた人への償いが欠けているような気がする。
(本には記述していないだけかもしれないけれど)
これから起業するという人には、倒産も想定内に入れておかなくてはならない教訓にはなると思う。
ただ、起業にあまり関心のない人には、多少鼻につく自慢話の自叙伝とも読める本だね。