よくある「何度失敗しても、最後まで諦めなければ必ず成功する!」的な自己啓発書ではない。
間違いなく、何度も騙される「バカ社長」自伝。
その豪快な失敗ぶりに拍手を送りたい。
これも昭和の匂いがプンプン。
こんな豪放磊落な人物は、そうは現れないだろうな・・・
う~~ん、この本の面白さは「トム&ジェリー」に似てるかも?!
いつもジェリーにやられてばっかりなのに、懲りもせずにジェリーを追いかけまわす!
たまに勝ったと思った瞬間、どんでん返しで最後はやられてしまう。
でも憎めないトム!
『他人の不幸は蜜の味』と言うけど、この蜜はとっても元気を与えてくれる魔法の蜜かもしれない!!